
お掃除ロボット(ロボット掃除機)は、日々の掃除を効率化してくれる便利な家電ですが、家の環境によってはスムーズに動けない場合もあります。ロボット掃除機が最大限に活躍できる住宅環境を整える方法を紹介します。
1.床の段差をなくす
【ポイント】
・ロボット掃除機は段差に弱いため、床をフラットにすることが大切
・リフォーム時の工夫
①畳からフローリングへの変更や、玄関や和室への敷居をフラットにする
②段差の多い家ではスロープや段差解消材を設置
【注意する場所】
・玄関付近や和室の縁側
2.家具の配置に配慮
【脚付き家具を選ぶ】
・ソファやベッド、テーブルなどは、ロボット掃除機が入り込めるように脚の高さを10cm以上確保
・床に直接物を置くよりも、脚付き家具が掃除しやすい
【家具の配置に配慮】
・ロボット掃除機が入り込めない隙間を減らす
・通路を広めにとることで、掃除ルートが確保できる
3.床材の選び方
【フローリングが理想的】
・ロボット掃除機はフローリングやタイルの床でスムーズに動作
・カーペットやラグは、厚みのある2cm未満のものが掃除しやすい
【滑りやすさに注意】
・床材が滑りやすいとロボットが正確に動けない場合があるので、適度な摩擦がある床材を選ぶ
4.障害物を減らす収納
【配線や小物を整理】
・床に配線やコードがあると、ロボット掃除機が絡まって動けなくなる
①配線は壁際にまとめる
②ケーブルボックスやモールを使って隠す
・床置きの小物をなくすことで、掃除がスムーズに
【壁面収納を活用】
・壁に設置する収納を採用することで、床の空間を広く保つ
5.ベースステーション(充電場所)の確保
【適切な場所を選ぶ】
・ロボット掃除機は、充電ステーションから出発して掃除を行うため、ベースステーション周りのスペースが重要
・壁際に充電ステーションを設置し、両側に20~30cmのスペースを確保
【掃除のルートを確保】
・ベースステーション近くに物を置かないことで、掃除機にロボットが自動で戻れるようにする
6.スマートホーム化で効率アップ
【連携できるlot家電】
・スマートホーム対応のロボット掃除機は、スマホやスマートスピーカーで操作可能
・スマートロックや照明と連携し、外出中に掃除を開始する設定が可能
【部屋ごとの掃除設定】
・高性能なロボット掃除機は、部屋ごとに掃除エリアを指定できる
・家具の配置を考慮し、マッピング機能を活用することで、効率的に掃除できる
7.ペットとの共存に配慮
【毛が多い家庭の工夫】
・ペットの抜け毛が多い場合、ロボット掃除機対応の毛詰まりしにくいモデルを選ぶ
・ペット用グッズを壁際や高い位置に収納し、ロボットの動きを妨げない
【騒音を軽減】
・ロボット掃除機の音が苦手なペットのために、稼働時間を調整(外出時に掃除させる)
8.子どもがいる家庭の注意点
【おもちゃや小物の管理】
①子どものおもちゃが床に散乱すると、ロボット掃除機の障害になる
②専用の収納スペースを設けることで、床をすっきり保つ
【安全対策】
階段がある家では、ロボット掃除機が落下しないようにセンサー付きのモデルを選ぶ
☆まとめ☆
お掃除ロボットが快適に稼働できる家づくりは、床の段差や家具の配置、収納方法を見直すだけで改善できます。さらに、スマートホーム化やリフォームで段差を解消したり床材を選び直すなどの工夫も効果的です。ロボット掃除機を最大限活用し、掃除負担を減らす快適な住まいを目指しましょう!

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