カビの落とし方と対策

カビの種類や落とす方法、発生を防ぐための対策についてご紹介します。


◇水まわりでよく見られる主なカビの種類◇

1.クロカビ(黒色真菌)

・特徴:黒い点や斑点として現れる、最も一般的なカビ

・発生場所:浴室のタイル目地やゴムパッキン、キッチンのシンク周り

・影響:美観を損ねるだけでなく、胞子がアレルギーや喘息を引き起こす可能性がある

2.アオカビ

・特徴:緑がかった青色のカビ

・発生場所:キッチンの壁や湿った木材、放置された食品にも見られる

・影響:見た目が不快なだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす場合がある

3.シロカビ(白色真菌)

・特徴:粉状や綿状の白っぽいカビ

・発生場所:水に浸かった木材や湿気が多い壁、シリコン部分

・影響:放置すると周囲の素材を腐食させる可能性がある

4.赤カビ

・特徴:ピンクや赤っぽいスライム状

・発生場所:浴室の床、排水口、シャワーヘッド

・正体:実際はカビではなくロドトルラ(酵母菌)という菌類

・影響:美観を損ね、長時間放置すると本物のカビの繁殖を助長する

5.ススカビ

・特徴:黒っぽく、すすのような広がりを持つカビ

・発生場所:湿気が多い環境や空気の流れが悪い場所

・影響:広範囲に広がりやすく、健康リスクが高いカビ

6.ヒトキン(黄色カビ)

・特徴:黄色っぽい色で、目立たない場合もある

・発生場所:壁紙の裏側や家具の裏など

・影響:健康に有害なマイコトキシンを放出することがある


◇カビの落とし方◇

1.用意するもの

・ゴム手袋

・マスク

・スポンジまたはブラシ(柔らかいもの)

・キッチンペーパー

・カビ取り剤(塩素系漂白剤がおすすめ)

・中性洗剤

・水

2.手順

1.換気をする

カビ取り剤の強い匂いや有害なガスが発生する可能性があるため、窓を開けたり換気扇を回してしっかり換気を行う

2.表面の汚れを落とす

中性洗剤を水で薄めた液をスポンジに含ませ、表面の汚れを軽く拭き取る

3.カビ取り剤を塗布する

・カビがある部分にキッチンペーパーを敷き、その上からカビ取り剤をスプレーする

・ペーパーを使うと液が垂れるのを防ぎ、効果が持続する

4.放置する

カビ取り剤の説明書に記載されている時間(通常15~30分)そのままにする

5.擦り取る

放置後、スポンジやブラシでカビを擦り落とす

※傷がつきやすい素材には柔らかいブラシを使う

6.しっかり洗い流す

カビ取り剤が残らないように、水で十分にすすぐ

7.乾燥させる

濡れたままだと再びカビが繁殖する可能性があるため、しっかり乾燥させる


◇カビの発生を防ぐ方法◇

1.換気を徹底する

お風呂やキッチンなどの水まわりを使用した後は、窓を開けたり換気扇を回して湿気を逃がす

2.水分を拭き取る

使用後に水滴が残らないよう、タオルやスクイージーで拭き取る習慣をつける

3.定期的に掃除する

カビは目に見えない段階から繁殖しているため、週に1回程度、中性洗剤での掃除を習慣にすると良い

4.防カビアイテムを使用する

・防カビスプレーや除湿剤を使用すると効果的

・シリコン製の防カビ材や抗菌加工のマットを導入するのもおすすめ

5.水まわりの物を減らす

シャンプーボトルや掃除道具などを必要最低限にし、風通しを良くする


注意点

・カビ取り剤を使用するときは、必ず説明書を読んで適切に使う事

・塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると有害なガスが発生するため、絶対に混ぜないこと

・素材によっては塩素系漂白剤が使用できない場合もあるので、事前に確認すること


定期的なお手入れと適切な換気で、カビの繁殖を防ぎやすくなります!!

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