
シェルフとは、壁や床に設置する棚のことを指します。特にオープンタイプの収納棚をシェルフと呼ぶことが多く、本やインテリア小物、食器などをディスプレイしながら収納できるのが特徴です。
1.シェルフとほかの収納との違い
①シェルフvsキャビネット
項目 | シェルフ | キャビネット |
---|---|---|
扉の有無 | なし(オープン) | あり(扉付き) |
収納の特徴 | 見せる収納 | 隠す収納 |
使いやすさ | すぐに取り出せる | ホコリを妨げる |
インテリア性 | おしゃれに演出可能 | すっきりとした印象 |
👉選び方のポイント
・見せる収納をしたいなら「シェルフ」
・ホコリや目隠しが必要なら「キャビネット」
②シェルフvsチェスト
項目 | シェルフ | チェスト |
---|---|---|
収納方法 | 棚に置く | 引き出しに入れる |
整理しやすさ | 収納物がひと目で分かる | カテゴリーごとに整理しやすい |
デザイン | オープンで軽やか | 収納力が高くすっきり |
👉選び方のポイント
・取り出しやすさを優先するなら「シェルフ」
・細かいアイテムを収納するなら「チェスト」
③シェルフvsラック
項目 | シェルフ | ラック |
---|---|---|
固定or移動 | 壁や床に固定 | 移動可能なものが多い |
デザイン | 木製や壁付けが多い | スチール製が多い |
収納の安定性 | 安定感がある | 可動式で便利 |
👉選び方のポイント
・しっかり固定して安定感がほしいなら「シェルフ」
・移動しながら使いたいなら「ラック」
2.シェルフの種類と選び方
①壁掛けシェルフ
・特徴:壁に取り付けるタイプで、空間を有効活用できる
・適した場所:リビング、キッチン、書斎
・メリット:省スペース&インテリア性が高い
・デメリット:設置に工事が必要な場合も
②オープンシェルフ
・特徴:背板がなく開放的なデザイン
・適した場所:リビング、ダイニング
・メリット:圧迫感がなく軽やかに見せられる
・デメリット:ホコリがたまりやすい
③ブックシェルフ(本棚)
・特徴:本を収納するために作られたシェルフ
・適した場所:書斎、リビング
・メリット:本が綺麗に並べられる&インテリア性がある
・デメリット:耐荷重が低いものだと、本が多いとたわむ
④シューズシェルフ
・特徴:靴を収納するためのオープンシェルフ
・適した場所:玄関
・メリット:通気性が良く、靴をディスプレイできる
・デメリット:ホコリがつきやすい
⑤キューブシェルフ
・特徴:ボックス型の収納を組み合わせたデザイン
・適した場所:リビング、子ども部屋
・メリット:アレンジしやすく、カスタマイズ可能
・デメリット:収納物によっては見た目がごちゃつく
3.シェルフの選び方のポイント
①使う場所に合わせる
・リビング→デザイン性のあるオープンシェルフ
・書斎→ブックシェルフ(本棚)
・玄関→シューズシェルフ
・キッチン→壁掛けシェルフや調味料シェルフ
②素材を選ぶ
・木製:ナチュラルな雰囲気、温かみのある空間に
・スチール製:インダストリアルなデザインで耐久性◎
・ガラス製:おしゃれで高級感があるが、指紋や汚れが目立つ
③耐荷重をチェック
・軽い雑貨や小物を飾るなら→5kg以下でもOK
・本や重いものを置くなら→10kg以上耐えられるものを選ぶ
④組み立てor完成品
・DIY好きなら→自分で組み立てるタイプ
・すぐ使いたいなら→完成品を購入
4.シェルフを活用したおしゃれな収納アイデア
①見せる収納
・オープンシェルフに観葉植物やおしゃれな雑貨を飾ると、インテリアの一部として楽しめる
②壁掛けシェルフでデッドスペース活用
・トイレやキッチンの壁面に取り付ければ、限られたスペースを有効活用
③カゴやボックスを使ってすっきり収納
・シェルフにカゴを組み合わせると、見た目も整いホコリ対策にも◎
④キッチンシェルフで調理器具をおしゃれに収納
・スパイスやキッチンツールを並べると、カフェ風の空間に
5.まとめ
シャルフは「見せる収納」としてインテリアの一部にできる便利な収納家具です。キャビネットやチェストと比べて開放感があり、好きなものをおしゃれに飾ることができます。設置場所や収納したいものに合わせて最適な種類を選び、快適な空間づくりに活かしましょう。

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