
メーターモジュールとは?
メーターモジュール(m単位のモジュール)とは、建築設計において1メートル(1000㎜)を基準とする寸法規格のことです。従来の尺モジュール(910㎜)と比べて広々とした空間設計が可能です。
メーターノジュールの特徴とメリット
1.ゆとりのある空間設計が可能
廊下や部屋が広くなるため、開放的な空間が作れる。特に車いすやベビーカーの移動がスムーズになるため、バリアフリー住宅にも最適。
2.廊下や階段が広くなる
尺モジュールの一般的な廊下幅は約78cmだが、メーターモジュールでは100cm以上確保できるため、移動しやすくなる。階段の幅や踏み板の奥行きもなくなり、上がり下がりが快適に。
3.収納スペースが増える
部屋ごとの寸法が大きくなるため、収納スペースを確保しやすくなるのもメリット。特にウォークインクローゼットやシューズクロークなどをゆったり作ることが可能に。
4.施工コストはやや高め
メーターモジュールは使う材料(建材・床材・断熱材など)が増えるため、施工コストが尺モジュールより高くなりやすい。ただし、将来的な住みやすさを考えると、バリアフリー性や収納力の向上は大きなメリットといえます。
メーターモジュールと尺モジュールの違い
項目 | メーターモジュール | 尺モジュール |
---|---|---|
基準寸法 | 1000㎜ | 910㎜ |
廊下幅 | 約1000㎜ | 約780㎜ |
階段幅 | 約1000㎜以上 | 約780㎜ |
収納スペース | 広め | やや狭い |
バリアフリー性 | 高い | 一般的 |
コスト | やや高い | 比較的安い |
メーターモジュールはどんな家に向いている?
・バリアフリー住宅考えている(高齢者・車椅子対応)
・開放感のある広い空間を作りたい
・収納を増やしてスッキリ暮らしたい
まとめ
メーターモジュールは広々とした快適な空間づくりに最適な設計手法です。特にバリアフリーを考えたリフォームや、新築住宅におすすめ!
「将来の住みやすさ」を考えるなら、メーターモジュールの導入を検討してみてはいかがでしょうか✨

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