窓の種類

(1)引き違い窓

【特徴】

横にスライドさせて開閉する日本で最も一般的な窓

【メリット】

スペースを取らず、省スペース設計。大きな開口部が取れる

【デメリット】

気密性や断熱性が他のタイプよりやや劣る

(2)縦すべり出し窓

【特徴】

窓の縦側を軸にして外側に開く窓

【メリット】

換気がしやすく、開けたままでも雨が入りにくい

【デメリット】

窓の外側の掃除が難しい場合もある

(3)横すべり出し窓

【特徴】

窓の横側を軸にして外側に開く窓

【メリット】

小さな窓として設置されることが多く、採光や換気に優れる

【デメリット】

大型の窓に向かない

(4)開き窓(片開き・両開き)

【特徴】

窓の片側または両側を外または内側に開くタイプ

【メリット】

気密性・断熱性が高くデザイン性が高い

【デメリット】

内開きの場合は室内スペースが必要

(5)上げ下げ窓

【特徴】

縦方向にスライドさせて開閉する窓

【メリット】

省スペースでありながら、換気が可能

【デメリット】

気密性は引き違い窓と同程度

(6)はめ殺し窓(フィックス窓)

【特徴】

開閉できない窓で、採光や眺望を目的に設置される

【メリット】

コストが低く、気密性・断熱性に優れる

【デメリット】

換気ができない

(7)折れ戸窓(折りたたみ窓)

【特徴】

窓を折りたたむようにして開閉する

【メリット】

広い開口部を作れる

【デメリット】

高価で、設置スペースが必要


(1)採光窓

光を取り入れることを主な目的とした窓で、浴室やトイレに多く使用される。すりガラスや型板ガラスが使われることが多い。

(2)換気窓

通風を目的とした窓で、開閉が安易な小型の窓が多い

(3)防音窓

防音性能の高いガラスや構造を持つ窓で、道路沿いや鉄道沿いの住宅で使用される

(4)断熱窓

ペアガラスやトリプルガラスが使われ、室内の温度を保ちやすい窓。冷暖房効率を高める

(5)防犯窓

強化ガラスや面格子を組み合わせた窓で、侵入防止を目的とする


(1)掃き出し窓

【特徴】

床面まで伸びた大きな窓。バルコニーや庭に出入りする際に使用される

【メリット】

部屋を広く感じさせる

【デメリット】

防犯性が低い場合がある

(2)腰高窓

【特徴】

壁の途中に設置される窓で、室内から外を眺めやすい高さにある

【用途】

リビングや寝室などに適している

(3)天窓(トップライト)

【特徴】

天井部分に取付けられる窓で、自然光を取り入れるために使用される

【メリット】

室内が明るくなる

【デメリット】

雨漏りのリスクがある

(4)出窓

【特徴】

壁から外側に突き出た形状の窓。飾り棚としても活用できる

【メリット】

デザイン性が高く、採光や通風に優れる

【デメリット】

外部メンテナンスが必要

(5)小窓

【特徴】

採光や通風を補助的に行う小型の窓。トイレや廊下などに設置される


(1)アルミサッシ

【特徴】

軽量で耐久性が高い。コストパフォーマンスに優れるが、断熱性は低め

(2)樹脂サッシ

【特徴】

高い断熱性を持つが、価格が高め

(3)木製サッシ

【特徴】

自然素材ならではの温かみがあり、デザイン性に優れる。メンテナンスが必要

(4)アルミ樹脂複合サッシ

【特徴】

アルミの樹脂のいいとこ取りをした素材で、断熱性と耐久性を兼ね揃える


1.設置場所に適した機能を選ぶ

防音や断熱が必要な場所と、通風や採光を重視する場所を区別する

2.窓の大きさとデザインを考慮

部屋全体の雰囲気や用途に合わせて選ぶ

3.安全性を確保

防犯対策や安全ガラスの採用を検討する

4.メンテナンス性の確認

素材や構造によって清掃や修理の手間が異なる


最適な窓を選ぶことで、快適性や省エネ機能、そしてデザイン性を大きく向上させることができます。住まいの特徴やライフスタイルに合わせて最適な窓を選びましょう。


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