給湯器を長く安全に使用するには

給湯器を長く安全に使用するためには、日常的なケアと適切なメンテナンスが重要です。ご参考までに、ポイントをまとめてみました。


1.定期的なメンテナンス

・メーカー推奨の点検スケジュールを守る

給湯器の取扱説明書には、点検の頻度が記載されている。一般的には1~2年に1度の点検が推奨されている

・プロの業者による点検

専門の業者に定期的な点検を依頼することで、内部の劣化や汚れを早期に発見


2.日常的な注意点

・フィルターの掃除

給湯器には水の入口にフィルターが付いている場合がある。このフィルターが詰まると水の流れが悪くなり、給湯器に負担がかかる。数か月に1度は掃除が必要

・凍結防止

冬場は給湯器や配管の凍結を防ぐために、凍結防止ヒーターを利用したり、水を少しずつ出しておくと良い

・異常を放置しない

点検不良や異音、異臭がする場合は、早めに業者に連絡して確認してもらう


3.正しい使い方

・設定温度に適切に調整

必要以上に高い温度にすると、内部に負担がかかる。40~42℃の温度に設定するのがおすすめ

・連続使用を避ける

長時間にわたる連続使用は、給湯器に負担をかける可能性がある。特に大人数でのシャワー利用などは、間隔を空けるように心がけること

・スイッチをこまめに切る

使用後は給湯スイッチをオフにしておくことで、無駄な消耗を防げる


4.環境に合わせたケア

・水質が固い地域ではスケール除去を意識

水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が給湯内部に蓄積する「スケール」は性能低下や故障の原因になる。専用の除去剤を使用したり、専門業者に依頼して清掃を行うと良い

・外部環境からの保護

屋外に放置している場合は、給湯器をカバーで保護して直射日光や雨風を防ぐ。ただし、通気性を確保できるデザインのカバーを使用すること


5.給湯器の寿命を知る

・寿命は10~15年が目安

定期的にメンテナンスを行っても、部品の劣化には限界がある。寿命が近づいたら交換を検討する

・劣化のサインを見逃さない

以下のような場合は交換を検討すること

①燃焼音が変わった

②水温が不安定になる

③修理費が高額になる


6.使用時の安全確認

・ガス漏れ対策

ガス給湯器の場合、異臭がする場合にはすぐに使用を中止して、業者に連絡を

・通気口の確保

屋内設置型の給湯器は、通気口を塞がないよう注意。換気が不十分だと、一酸化炭素中毒のリスクがある


7.給湯器選び方も重要

・適切な容量の給湯器を選ぶ

家族の人数や使用量に合った給湯器を選ぶことで、余分な負担を減らせる

・省エネタイプを検討

エネルギー効率の高いモデルは、長期的に見ると負担が少なくなる


これらのポイントを守ることで、給湯器をより長く、安全に使い続けることができます。

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