
リフォームを考える際、「できるだけ費用を抑えたい!」というのは多くの願いですよね。しかし、安さだけを重視してしまうと、品質が悪くなったり、すぐに修理が必要になったりするリスクもあります。そこで今回は、「コストを抑えつつ、満足度の高いリフォームを実現する方法」をご紹介します!
費用を抑えるためのポイント
1.リフォームの目的を明確にする
「何のためにリフォームするのか?」を明確にすることで、本当に必要な工事と不要な工事を見極めることができる。
【目的の例】
・水回りを快適にしたい→すべて交換ではなく、部分補修を検討
・収納を増やしたい→造作家具ではなく、市販の収納家具を活用
・省エネ性能を向上したい→断熱材の追加や窓の交換のみ行う
👉無駄な工事を省くことで、費用を大幅に削減できる!
2.相見積もりをとる
リフォーム業者によって見積もり額が違うことはよくある。2~3社の相見積もりをとることで、適正価格を把握し、無駄なコストを削減できる。
【チェックポイント】
・見積もりに「一式」という表記が多い業者は注意(詳細な内訳をだしてもらう)
・極端に安い業者は、手抜き工事や追加料金が発生することがある。
3.DIYを取り入れる
リフォームのすべてを業者に任せるのではなく、自分でできる部分はDIYすると、費用をぐっと抑えられる。
【DIYでできること】
・壁のクロス(壁紙)貼り換え
・フローリングの補修・クッションフロアの敷き替え
・ペンキ塗りやタイル貼り
・照明器具の交換
【DIYのポイント】
簡単な作業でも、プロに頼むと人件費がかかる。「自分でできるかどうか」を判断しながら進めると◎
4.補助金・助成金を活用する
国や自治体では、省エネリフォームやバリアフリー改修に対して、補助金や助成金を用意していることがある。リフォームの費用を大幅に抑えられるチャンスなため、事前に活用できる制度をチェックしておくこと。
例:使える補助金・助成金
・子どもエコ住まい支援事業(省エネリフォーム向け)
・介護保険の住宅改修費補助(バリアフリー工事向け)
・自治体の耐震改修補助(耐震補強リフォーム向け)
補助金は「工事前の申請」が必要な場合が多いため、要注意
5.既存の物を活かす(リユース)
全部を新しくするのではなく、使える部分は活かすことで、コストダウンが可能
【こんな工夫ができる!】
・キッチンの扉だけ交換する(本体をそのまま活用)
・浴室の壁や床をそのままにして、浴槽だけ交換
・フローリングを張り替えず、上からリフォーム用の床材を重ねる
・サッシ(窓枠)をそのまま活かし、ガラスのみ交換(断熱性能アップ)
リユースすることで、見た目は新しくなりつつ、コストを抑えられる
6.費用対効果の高い素材を選ぶ
リフォームの費用は、使う素材によって大きく変わるため、コストと耐久性のバランスを考えて選ぶこと!
【コストを抑えたおすすめの素材】
・壁紙→高級クロスではなく、量産クロスを選ぶ
・フローリング→無垢材ではなくフローリング調のシート材を活用
・キッチン→オーダーではなく既製品を選ぶ(標準仕様で十分!)
・外壁塗装→耐久性の高いシリコン塗料がコスパ◎
「高すぎず、安すぎず」ちょうどいいグレードを選ぶのがポイント
7.まとめてリフォームする
トイレ・浴槽・キッチンなど、水回りをまとめてリフォームすると費用が抑えられる。それにはいくつかの理由がある。
・同時施工で「足場代」や「職人の人件費」が節約できる
・まとめて発注すると、業者が値引きしてくれることも
・一括施工なら工期が短縮でき、生活への影響も少なくなる
例:水回り3点(キッチン・浴室・トイレ)リフォームをまとめて実施→費用約20%カットも可能
まとめ:コスト抑えつつ、満足できるリフォームを
リフォームの費用を抑えるには「どこにお金をかけて、どこに節約するか」をしっかり見極めることが大切です。
【費用を抑える7つのポイント】
・目的を明確にしてムダな工事を減らす
・相見積もりをとって適正価格を知る
・DIYできる部分は自分でやる
・補助金・助成金を活用する
・使えるものは活かしてリユース
・コスパの良い素材を選ぶ
・まとめてリフォームしてコストダウン
「費用を抑えたいけど、仕上がりにもこだわりたい!」という方は、信頼できる業者と相談しながら進めるのがベスト。ぜひ、お得に賢くリフォームして、快適な住まいを手に入れましょう。

【リフォームや修理をご希望される場合はぜひこちらからお問合せください。】
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