階段の手すりを後付けするポイント

階段の手すりを後付けすることで、安全性や使い勝手が大幅に向上します。特に高齢者や小さなお子様がいる家庭では重要なリフォームの一つです。今回は、手すりの後付け方法や注意点について解説します。


・安全性の向上

階段での転倒リスクを軽減し、特に高齢者や足元が不安定な方にとって安心

・利便性の向上

荷物を持ちながらの上り下りや、小さな子どもがサポートを得やすくなる

・デザイン性の向上

手すりのデザインを選ぶことで、階段の雰囲気をおしゃれに演出


①壁に取付けるタイプ

【特徴】

・階段の片側の壁に手すりを固定するタイプ

【施工のポイント】

・下地の確認が必要

壁にしっかり固定するために、下地材(柱や間柱)の位置を確認

・高さの調整

標準的な手すりの高さは階段の踏み面から80~90cm程度が一般的

【メリット】

・取り付けが比較的簡単

・空間を圧迫しない

②自立式(スタンドタイプ)

【特徴】

・壁がない側やスペースが広い場合に柱を設定して固定

【施工のポイント】

・階段の構造や材質に合わせて固定

・床に穴を開ける工事が必要になる場合もある

【メリット】

・壁がない場合でも設置可能

・両側に手すりを付けることも可能

③後付け手すりキットを使用

【特徴】

・DIY可能なキットが販売されており、簡単に取り付けできる

【施工のポイント】

・あらかじめ決められた部品を使い、説明書に従って取り付け

【メリット】

・費用を抑えられる

・デザインや色を好みに合わせて選べる


【素材】

・木製:温かみがあり、手触りが優しい

・金属製:スタイリッシュで耐久性が高い

・樹木性:軽量でお手入れが簡単

【デザイン】

・直線的なデザインでモダンな雰囲気

・曲線や装飾付きでクラシックな印象に

・色や仕上げを階段やインテリアに合わせる


【法的基準の確認】

・高さや強度に関する建築基準法に準拠する必要がある

【取付位置】

・階段を上り下りする人の利き手や、部屋の配置を考慮

・狭い階段の場合、スペースを圧迫しない位置に設置

【プロに相談】

・階段の構造によっては、専門業者に相談した方が安全で美しい仕上がりになる


階段の手すりを後付けすることで、安全性と快適性を向上させてくれるだけでなく、デザイン性を加えることも可能です。DIYキットを使えば、手軽に設置できますが、耐久性や見た目の仕上がりを重視する場合は、プロに相談するのがおすすめです。家族の安全性を考えリフォームをぜひ検討してみてください。


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